昭和の日記に見つけたアポロ13号

少し前に映画「アポロ13号」を観ました。

実話をもとにした映画だったんですね。「アポロ計画は本当は月へ行っていなかった」という都市伝説の話なのかと思って見始めたので、なんだなんだという感じで最後まで手に汗握っていました。

実家で両親の日記を整理していたときのことです。母の日記の中にアポロ13号を見つけました。

十四日

アポロ十三号故障する。アメリカでいろいろと宇宙船を打ち上げてきたがこのような事故は始めて。無事帰ることを祈る。

十七日

アポロ無事に帰れる見込みはっきりする。

映画を見たあとだっただけに、母がリアルタイムで心配していたことが日記に残っていて、驚き感動してしまいました。

縦書きなので数字は漢数字で記載しました。1970年4月。日々の出来事の中に織り込まれていた昭和の記録です。

 

主演女優賞の日

街中を歩いていて、ふとしたきっかけで思い出に胸がいっぱいになってしまうことがあります。そんな時は「今日も悲しい日になってしまった」と思ってこらえることなく悲しむことにしています。すれ違う人に変に思われても困るので、目にゴミが入ったふりをしてごまかします。

これまで私はそんな日を「悲しい日」と呼んでいました。でも、映画『PERFECT DAYS』を観てからは「主演女優賞の日」と呼ぶことにしました。

あの映画で役所広司さんはカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞しました。最後のシーンが忘れられません。あの表情。「悲しい日」に私はあの表情になります。

 2026年5月31日撮影

ジューンベリーの実が熟していました。花も実も楽しめるからと何年か前に苗を買ったのですが、枯らしてしまいました。

近所に何本かジューンベリーがあって、気づいたら今年もたくさん実をつけていました。この木をみるとまだ「主演女優賞の日」になってしまいます。

キンシャチサボテンの実物

東京薬用植物園の温室でキンシャチというサボテンを見ました。

 2026年5月13日撮影

これが大きかったんです。想像を超えて。

なぜかというと私の頭の中には、子どもの頃キンシャチサボテンと一緒に撮った写真が焼き付いているからです。

母はアルバムの写真一枚一枚にコメントを書いてくれていて、その写真にはこうありました。

「サボテンと私のかお どっちが大きいかな」

その写真の印象から、私はキンシャチサボテンを子どもの頭くらいの大きさだと思い込んでいました。ところが、東京薬用植物園の温室で見たキンシャチは、子どもの頭よりはるかに大きかったのです。私はとてもびっくりしました。

・・・ということはそんなに私の顔がデカかったということ?

 

ジャコウソウとハマナスを見に東京都薬用植物園へ

「アルプスの少女ハイジ」は、お花好きに楽しいアニメーションでした。

クララの病気が良くなるように、ヤギに体に良い草をたべさせます。おじいさんは栄養のある草を探しに山に入り、セキチクとタチジャコウソウをみつけます。

ジャコウソウという名前に聞き覚えがある気がして調べてみると、日本ではイブキジャコウソウが咲くことがわかりました。伊吹山で咲くジャコウソウなのかしら?

ちょうど東京都薬用植物園で咲いているようなので見に行ってきました。

絵とおなじ花でした。”薬用”植物園にあるのですから、体によさそうです。

2026年5月13日撮影:東京都薬用植物園にて

 

植物園ではハマナスも咲いていました。写真では香りがわかりませんが実際に行って、香りを楽しむことができました。北海道まで行かなくて済んでしまいました。

2026年5月13日撮影:東京都薬用植物園にて

 

 

クララの車椅子にブレーキが付いた

「アルプスの少女ハイジ」で、山にやってきたクララの車いすにおじいさんがブレーキを付けるシーンがありました。ブレーキを付けることで「いつも押さえてなくてすむわ」とハイジが喜んでいました。車いすに最初からブレーキが付いているのではないことに驚きました。

↓クララの車いすに付いた木製のブレーキ

私の実家は町工場で、父は金属加工の仕事をしていました。一時期、車いすの部品を作っていたことがあります。部品のうちでも多かったのがカムブレーキです。

↓これが実際に父の作っていたカムブレーキです。

「アルプスの少女ハイジ」は1974年(昭和49年)の放映でした。おそらくその少しあとくらいにカムブレーキを作っていたのだと思います。前後していたらハイジを見ながら家族中で大騒ぎだったことでしょう。

お話の終盤でクララの車いすは壊れてしまいます。ハイジがクララばかりにかまけているのでペーターは面白くなくてクララの車いすを坂に転がして壊してしまうのです。でもアニメーションの中では、クララが自分で車いすに乗ろうとして、誤って坂を転がり落ちて壊れてしまうのでした。印象的な場面なのにこんな記憶違いがあるのかしら?と調べました。

原作ではペーターが壊すそうです。私は学校の図書室で世界文学全集の「アルプスの少女」を読みました。たぶん初めて読んだ長編の物語だったと思います。原作の印象が強く残っていたのです。小さいころに読んだ本の記憶が正しかったことがわかり感動しました。

ハイジが摘んだ雪割草 〜ユキワリコザクラ

「アルプスの少女ハイジ」を見ました。スイスの山が舞台です。

ハイジがおじいさんの元にやってきたのが夏で、冬を越して初めての春が来た時のエピソードです。雪解けのあと一番に咲く花は「雪割草」だとおじいさんはハイジに教えました。でも私が知っている日本の雪割草は描かれている花とちょっと違います。「雪割草」と呼ぶのは「オオミスミソウ」と言って、葉っぱは三角(ミスミ)なのが特徴です。スイスのアルプスで雪割草と言っているのは何か違う名前があるのかしら?と調べてみました。するとサクラソウの仲間でした。そうです。北海道に咲く「ユキワリコザクラ」ではありませんか。ハイジが摘んでいる絵のとおりです。

北海道の黒岳で見たユキワリコザクラがとても可愛かったです。

2014年7月14日撮影:北海道黒岳にて

 

掃除機を応急手当

最近吸い込む力が弱くなってきたなぁ、と1か月ほど前にフィルターの水洗いをしました。フィルターを洗うとグンと吸引力が上がるはずなんだけど、それほどでもありませんでした。

へんだな、とは思っていました。そして気づきました。なんとホースがちぎれているではありませんか。

とほほ

7年ほど使っている掃除機です。電気系統が壊れたなら買い替えも諦めがつくところですが、これって、修理や部品交換なんてできないでしょう。

前の掃除機は確かスイッチを入れても動かない、という症状ではなかったかしら。あきらめきれない・・

そういえば。私、ビニールテープ持ってる。ぐるぐるぐる。

というわけで応急手当をしてみたら、少し空気が漏れる音は残るもののかなり良くなりました。これでもうしばらく使うことにします。